SAIスタッフ アドリアナ・パレデス

私たちは皆、現代に起こった奇跡の話を聞くのが大好きです。カリフォルニア州のベンチャーにある「シングス・フロム・ヘブン」はアンディー・レイキーの作品を売る小さなギャラリーです。ここは奇跡を探す人たちに人気のスポットになっています。

1985年の新年のパーティーで、アンディー・レイキーはフリーベースコカインを過剰摂取しました。シャワーを浴びながら横たわり、もう死ぬかと思ったときに、神に自分の人生を使ってくれるように頼みました。自分を変え、何か人類に役立つことをすることを誓いました。彼の心からの祈りが終わって少したったときに、彼には自分の周りを天使たちが取り囲み、彼を支え、抱きかかえているのが見えました。レイキーは彼の祈りが聞き届けられ、自分が救われたことがわかりました。

自分の言葉に誠実に、レイキーは完全に生き方を変えました。彼がスピリチュアルな出会いをした天使たちを取りつかれたように描きだしました。それから3年間、数百枚の絵を描きました。後に彼は絵を描くことを職業にすることに決めました。 仕事を辞め、アートスタジオを開き、天使との経験に基づいた芸術の創造に没頭しました。レイキーは芸術家としての訓練を積んでおらず、どう描いたらよいか見当もつかなかったことが唯一の問題でした。しかし、再び天使と出会い、キリストの生誕2000年を祝うために最低2000枚の天使を描くというインスピレーションを受け取りました。

彼はこれを成し遂げただけでなく、彼の最初の天使の絵はヨハネ・パウロ二世に送られ、現在はバチカンの壁に掛けられています。今日、レイキーは天使の作品で有名です。彼の作品は崇敬され、多くの支持者たちは、彼の天使の芸術作品にただ触ったり、見たりするだけで気分が良くなると言います。

レイキーは彼の作品のポジティブな効果については保証はしていません。彼は言います。「私を通って芸術作品に流れているのは神の光です。」

透視能力者でスピリチュアル・ティーチャーのバーバラ・Y・マーティンは次のように言っています。「天使たちは人類を導く力です。時に私たちは人生の問題に埋没しすぎて神の援助があるということを忘れてしまいます。私の個人的な生活においても、仕事の上においても、天使たちとは共に直接働いていて、彼らの愛と配慮なしには私が行ってきたことはできなかったことでしょう。」

常務取締役でスピリチュアル・ティーチャーのディミトリ・モライティスは次のように補足しています。「この話は私たちが神を信頼するときどれだけのことが成し遂げられるかを思い起こさせてくれます。人生に何が起こるか、何か起こったかは関係ありません。私たちのスピリットとの絆を刷新する機会は常にあるのです。」

スピリチュアルな祝福の時期の、ホリディシーズンにあたるこの時期には、私たちは皆、天使が近くに現れることを経験してみたいと願います。魂を輝かせるような内面の性質に至ることによってそのような経験ができるかもしれません。私たちが自分がなれる最高の状態であろうと努力するとき、神の御使いが毎日の生活のなかで共に歩いているのを感じることができるかもしれません。

出典:

http://abcnews.go.com/GMA/story?id=128241&page=2#.UKalHeQzPzl

http://www.beliefnet.com/Inspiration/Angels/2000/06/Andys-Seven-Angels.aspx

Reprint from http://aurablog.org/2012/11/23/modern-miracles/

Copyright 2012, Barbara Y. Martin and Dimitri Moraitis

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アドリアナ・パラデス(SAIスタッフ)

トラウマについて書くことは癒しのプロセスを助けることができるでしょうか。

オースティンにあるテキサス大学の心理学の教授で数冊の本の著者でもあるジェームズ・W・ペンベイカー博士は、ヒーリングの方法として表現豊かに書くことを用いる研究のパイオニアです。
彼の研究は、短時間の集中した執筆は、死に至る病気に対処している人や暴力犯罪の被害者から初年度の変化に直面している大学生にいたるまで、有益な効果があるということを示しています。

彼は人々に20年以上にわたって課題を与えて続けてきました。それは、連続して、毎日15分か20分、人生において感情が大きく変化する出来事に関するもっとも深いところにある感情を書き出しなさいというものです。彼の支持にしたがった人たちの多くが、免疫機構が強化されたことに気がつきました。成績が上がった人もいます。ときには人生全体が変わることもあります。

ペンベイカーによると、離婚や失職のような感情が大きく変化する経験を言葉に変えることで、その経験を把握し、そのショックを和らげることができます。書くことは、その経験に焦点を当て、整理するのを助けてくれます。 よく眠れるようになる人もいます。すぐそばにいる人に注意をむける能力が高まるために、社会とのつながりも改善します。

しかし、ペンベイカーは忠告します。「ひどい出来事について2週間以上書き続けるべきかについては確信がありません。現実逃避や自己憐憫のような状態に入り込む危険があります。しかし、ときどき客観的な視点から、人生でどんな場所にいるのかを評価することはとても重要です。」

メリーランド州ベセスダにある国立卓越イントレピットセンターは、認知と精神の健康を改善させるために書くことと「ヒーリング・アート」を組み合わせる研究を実施しました。「書くことは理性の背後に押し込められるかもしれない記憶を取り出し、それに形をあたえる機会を提供し、結果的にあなたはそれが記憶でもはやあなたを傷つけることはできないということを理解します。」と、軍のカリキュラムデザイナーのロン・カープスは言っています。

形而上学の見地から、バーバラ・Y・マーティンは次のように説明します。「浄化のエネルギーとともに働くことは、潜在意識に埋め込まれたトラウマや心をかき乱すような経験を解放するための素晴らしい方法です。こういったエネルギーがなかなか消えないと、オーラを暗くする可能性があります。こういった未解決のエネルギーが見られる場所のひとつがハートチャクラです。これは意識を押し下げる可能性があり、これがこういったエネルギーをできるだけ早く解放することが重要な理由です。 」

ディミトリ・モライティスは次のように付け加えます。「心をかき乱すような記憶を浄化するために働いているときは、古い経験を解放することに焦点を絞り、追体験しないようにすることが重要です。これらの過去の出来事は過ぎ去ったことですが、エネルギー的な影響は長くとどまる可能性があります。目標は、手放すのに十分な程度に記憶を表面化することです。」

深い感情的なトラウマを処理するときは訓練を受けた専門家に相談することが重要ですが、過去の心を乱す経験を解放することについては、書くことがそれを助ける効果的な手段になりえます。

出典:

http://www.armytimes.com/news/2011/12/military-writing-may-help-troops-with-tbi-ptsd-heal-121411/

http://www.utexas.edu/features/2005/writing/

Reprint from Aurablog.org. Copyright 2012, Barbara Y. Martin and Dimitri Moraitis

http://aurablog.org/2012/07/03/can-art-heal-part-3-of-4/

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芸術は癒せますか(2)

視覚芸術でトラウマを癒す

アドリアナ・パレデス―スタッフ・ライター

「魂が窮地にあるときはいつでも、芸術は機知に富んだヒーラーとなります。」

– アートセラピスト ショーン・マクニフ博士

視覚芸術は言葉で表現するのが難しい悲惨な経験にあった人々を救うための手段として用いられています。ウォーカー・リード国立軍事医療センターの敷地内にあるヒーリング・アート・プログラムの創始者メリッサ・ウォーカーは、兵士がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を含むトラウマ的な脳の損傷や精神の健康問題から立ち直る手助けをするための手段として芸術を用いています。

このプログラムは、回復しつつある兵士たちが創造的な安息所を見つけ出し、そこで埋もれてしまっている戦争後の思考や感情がアート・セラピーをとおして表面に出てくるように助けています。芸術活動にたずさわることによって、退役軍人たちは自分たちの損傷の状況に直面し、時として感じることがある不安を克服し始めます。

ウォーカーは、芸術を創造することは脳を休ませるので、認識能力と手と目の協同を改善すると言っています。ある実習では、兵士たちは雑誌の切抜きやビーズ、絵の具など好きな素材を使ってお面や、モンタージュ、はがきなどをデザインします。芸術的な創造は、 配置、傷害、さまざまな戦争体験、そして未来にかかわる彼らの内面の思考を反映します。

のちに、自分たちが作ったものについてグループで話し合います。作品を共有しあうことは、共同体やお互いにむずびついているという感覚を打ち立て、それが、自分の殻に閉じこもり、他人を信用しない傾向にある心的外傷後のストレスを抱える人たちにとりわけ役立ちます。

オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナーは、病気のルーツは魂にあり、芸術活動は魂の表現だという原則でアート・セラピーを行うことを勧めています。アート・セラピーは人の調和とバランスを強め、それらをもたらし、疾患の解消を助けてくれます。

形而上学者でオーラの専門家バーバラ・Y・マーティンによると、偉大な芸術作品に単に感銘し、楽しむだけで、素晴らしい上昇と癒しの効果があるそうです。「芸術作品や美しい絵画の周りにはその創造の活力を反映するオーラが見えます。まさに現実の意味で、芸術家はその創造性の表現に自分の一部をつぎこんでいます。絵を観察するのに時間をかけることで、その上昇のエネルギーが見る人に伝わります。」とマーティンは言っています。

スピリチュアル・アーツ・インスティトゥートの幹部取締役のディミトリ・モライティスは、次のように付け加えています。「芸術はそもそもの初めからスピリチュアルな到達の道に含まれています。芸術は魂に直接語りかけ、私たちは皆、生まれつき創造的だということを思い出させてくれます。苦しい状況を癒すのに最速の方法のひとつが創造的な活動に携わることです。」

今度どのように感じているかを表現するための言葉が浮かばないときは、芸術の素材を手にとってください。魂に、視覚芸術の癒しのちからを経験する機会を与えてください。

出典: http://www.defense.gov/news/newsarticle.aspx?id=67465

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http://spiritualarts.wordpress.com/2012/06/12/can-art-heal-healing-trauma-with-visual-arts-part-2-of-4/

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芸術は癒せますか(1)

音楽の癒しの力

アドリアナ・パレデス―スタッフ・ライター

創造性を発揮させることは癒しの過程に大きく貢献することができ、また、多様な文化で受け入れられてきました。文化人類学者アンジェレ・アリアンは、まじない師や祈祷師は人が歌や踊りをやめると魂の創造のストレスや不均衡との接触を失い、それが病気が現れる原因になると信じていると言います。有史以来、人々は絵や物語、踊り、歌を癒しの儀式に用いてきました。この4部からなるシリーズでは、芸術的な表現と形而上学との関係を探ってみたいと思います。

芸術的な活動にかかわることは、見る側であっても、芸術家であっても、気分や感情といった心理的な状態全般を高めることができます。創造的な活動はストレスや気分の落ち込みを減らし、慢性病の重荷を軽減する手段として機能することがあります。ここ数十年来、健康心理学者は感情的な傷を癒し、自分や他人の理解を深め、内省の能力を発達させ、症状を改善させ、行動や思考のパターンを改良するために多様な方法で芸術が用いられるうるかを見つめてきました。.

音楽、健康、形而上学

音楽は、芸術と癒しの手段としてもっとも身近で、もっとも研究されています。音楽療法は不安や短期の痛みを軽減することを示してきました。音楽療法プログラムは感情のバランスを回復することにも役立ちます。音楽は脳の神経のはたらきを鎮め、一部には小脳葉や視床下部の活動によって、神経系の効果的な機能を回復するのに役立つでしょう。

音楽はがん患者にも用いられてきました。アメリカがん協会によると、従来型の治療とともに用いられれば、音楽療法は痛みを緩和し、化学療法の副作用によるむかつきや吐き気をやわらげる証拠があります。また、ストレスを緩和し、全体的に健康だという感覚をもたらすことがあります。音楽療法は心拍、血圧、呼吸数を下げるということを明らかにした研究もあります。

音楽の授業を履修する学生は知能指数が高まるということを示した研究があります。特に、モーツァルトが作曲した音楽を聴くことは、その音楽が脳の特定の分野を活性化するため、空間能力を用いる仕事の短時間での改善をもたらします。これは「モーツァルト効果」と呼ばれ、よく知られています。

音楽は形而上学で不可欠な部分を占めてきました。国際的に知られた透視能力者で、スピリチュアル・ティーチャーのバーバラ・Y・マーティンによると、「素晴らしい音楽を聴くと、その音楽の考えに結びついた、多様な色彩の素晴らしいスピリチュアルなエネルギーが見えます。特にその音楽が気持ちを高めてくれるようなものなら、そういった驚くべき音楽の思考形態があることでしょう。中立的な音楽もあれば、良くない影響を与える音楽もあります。音楽の質は、その音楽のスピリチュアルな力と大いに関係があります。」

スピリチュアル・ティーチャ―でスピリチュアル・アーツ・インスティトゥートの幹部取締役であるディミトリ・モライティスは次のように付け加えます。「音楽は、ときに神の言葉と呼ばれる生命の振動する活動から発しています。それは物質界同様に、スピリチュアルな世界に含まれます。古代から現代にいたるまで、形而上学は音楽のスピリチュアルな力を魂を高める道具としてよく理解してきました。高めてくれる音楽を聞くこと、さらに良いのは歌ったり楽器を演奏するようになることですが、そういったことは意識に対する素晴らしい効果があります。」

音楽活動にかかわることに遅すぎるということは決してありません。そうすることであなたは高められ、魂を表現するもうひとつの素晴らしい方法を見つけるでしょう。

出典:

http://www.artandhealing.org/why-it-matters/

http://www.cancer.org/Treatment/TreatmentsandSideEffects/ComplementaryandAlternativeMedicine/MindBodyandSpirit/music-therapy

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http://aurablog.org/2012/05/30/can-art-heal/

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The Love of Art

「芸術が提供するものは空間―スピリットが息ができる一種の部屋―です。」

~ジョン・アップダイク

レーニ

芸術は言葉では表現できないものを表現できると言われてきました。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの神経美学の学部長セミール・ゼキ教授によって指揮された最近の研究は、芸術の重要性と、愛と歓びの経験に対する芸術の貢献の価値を科学的に立証することを目的にしています。

ゼキ教授は、眼窩前頭皮質中央部の血流を測定するMRIを使った一連の画期的な実験によって、歓びと欲望に関係する脳の一部を発見しました。

「風景であろうと、静物画であろうと、抽象画であろうと、人物画であろうと、芸術を見るときには歓びに関連した脳のその部分に活発な動きが見られます。」

「美しい絵画を見たときの血流は、愛する人を見たときと同じように増加します。このことは、芸術が陶酔の感覚を脳に直接誘発することを語っています。」

芸術に対して知識や理解がほとんどない個人に28枚の絵画を短い時間で連続的に見せました。その人たちが最も美しいと感じた作品では脳の血流が10%上昇しましたが、これは愛する人を見たときの値に相当します。

形而上学は芸術をスピリチュアルな発達において不可欠な側面だとみなしています。神の似姿として、私たちには創造性が本来備わっています。私たちはまさに創造それ自体の源に由来しています。表現すること、耕すこと、成長すること、創造性を共有することは、人生をよりよく生きるための鍵です。

才能ある教師でメタフィジシャンのディミトリ・モライティスは次のように言っています。「神様の子どもとして私たちは創造性を内在しています。創造性を表現することはあなたが誰であるかの本質的な部分なのです。それはあなたの思考能力、想像力、コミュニケーション能力を豊かにします。もし創造性を表現していないとしたら、人生の大部分が失われます。」

世界的に知られたオーラと形而上学についての著者で教師であるバーバラ・Y・マーティンによれば、創造性を示すオーラの部分があります。

「才能を表すオーラの部分は美しい鮮やかな青や孔雀のような青で現れます。このエネルギーが強いほど才能が発達しています。創造性に関する能力を磨くと、このエネルギーは輝きを増します。鍵は創造力を使うということです。そうしないとその創造力は時がたつと色あせ、この部分が曇ってきます。」とマーティンは言っています。

創造性を表現することは私たちを神につなげます。芸術を創造し、楽しむことは、人生の偉大さや美しさを感じさせ、科学や技術のような他の重要な側面のバランスをとってくます。本当に私たちは自分自身が創る芸術作品なのです。

*出典: The Telegraph.co.uk
*絵画: John Constable

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http://aurablog.org/2011/11/13/the-love-of-art/

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